結婚。
この言葉を聞いてどんなことを思い浮かべますか?
大好きな人と一緒になれる。
大好きな人との子を授かる事が出来る。
大抵の方は結婚に対していいイメージを持っているのではないでしょうか?
しかし現実はそう甘くありません。
大好きだった相手は気付けば我が子より手がかかるようになり子供の世話に家事に仕事に追われる毎日。
そんな生活を送る人の本当の声、結婚の現実を紹介します
目次
結婚すれば幸せになれる?
多くの方は結婚に対するイメージは「幸せ」ではないでしょうか?
しかし実はそれだけではありません。
ストレスばかりが溜まる結婚生活。
こんなはずじゃなかったのに・・・と感じているその理由を紹介します。
旦那がいつの間にか幼児後退
結婚する前の旦那は仕事もバリバリしていて頼りになる存在。
そんな人が一家の大黒柱になってくれれば安心!と思っていませんでしたか?
しかしそんな旦那はどこへやら・・・
仕事から帰ってくれば服は脱ぎ散らかし休みの日には昼まで寝て起きてもスマホかテレビばかり。
下手したら子供よりも手のかかる存在になっている事もあります。
これぞまさに「こんなはずじゃなかった」の典型ですね。
家事と育児で自分の時間がない
独身の時にはどんなに仕事が忙しくても休みの日には自分の好きな事に集中する事が出来ていましたよね。
昼まで寝たり一人で買い物に行ったり飲みに行くことだって出来ていたと思います。
しかし結婚するとそうはいきません。
夕方の6時には家にいないとその後のスケジュールが崩れてしまう・・・なんて事を考えながら日々の生活に追われることになります。
子供がまだ小さければ夜飲みに行くなんて夢のまた夢。
9時には子供と一緒に寝落ちする毎日です。
自分の時間を持つ事が出来ないという事がどれだけストレスになるかは経験しないとわからないものです。
将来の不安
いくら結婚していても将来の不安はいつまでも付きまといます。
子供の学費や自分たちの老後の資金。
自分だけの心配では済まないのです。
常に家族の分の心配までしなくてはなりません。
子供が結婚すれば安心かと思いきや意外にも心配事は増えるばかりです。
このように結婚した事で増えていく心配事やストレスは計り知れません。
一概に結婚=幸せと思うのは危険かもしれませんね。
男女で違う結婚観
実は男女で結婚に対する考え方、所謂「結婚観」は違ってきます。
その違いから来るすれ違いも「結婚って思っていたものと違う・・・」と感じる原因の一つかもしれません。
ではどのようなところで男女での結婚観の違いに繋がるのでしょうか。
- 男性の場合
- 女性の場合
女性に比べ男性の方が結婚には慎重になる傾向があります。
一家の大黒柱になる事をプレッシャーに感じるからです。
結婚して子供が産まれたら、妻が仕事を辞めたら、子供の教育資金は・・・など将来を長期的な目線で見る事が多くなります。
なので女性側が結婚をしたがっていたとしても仕事でキャリアを積んでから!と結婚を先送りにする傾向がありますね。
一方女性は恋愛の延長線上に結婚があります。
また女性は子供を産む事を望んでいのなら若いうちに産みたいという願望も出てきます。
結婚して専業主婦をしたいと思っている女性も多くいる為女性は男性に比べて結婚に積極的なようです。
女性は将来を中期~短期的に見て結婚を決める事が多いようです。
離婚率が上がった理由
最近では結婚している3組に1組は離婚する時代になりました。
多いと感じるか低いと感じるかは人それぞれとは思いますが昔に比べて離婚率が上がったのは確かです。
ではなぜ昔に比べて離婚率は上がってしまったのでしょうか。
女性の社会進出
まだまだ女性の社会進出は世間の課題とされていますが昔に比べ共働き家庭は増えてきました。
結果離婚を決断する際に女性側が経済的な心配なく離婚する事が出来るようになったのです。
昔は女性は家庭に入り家事育児をするものと言われていましたがそれも変わってきたという事が昨今の離婚率の上昇に如実に表れた結果かもしれませんね。
結婚するきっかけの違い
今では恋愛結婚がもちろん主流ですよね。
結婚の中で恋愛結婚は9割以上を占めている状態です。
しかし昔は大多数の約7割がお見合い結婚でした。
結婚のきっかけがお見合いの為顔も知らないような相手先に嫁ぎます。
なので元から結婚=幸せではなかったのです。
逆に何も知らない相手と結婚して一緒に暮らすようになり相手の良さや優しさを知る事で相手を好きになる事が多くありました。
初めから相手に期待しない、してもらって当たり前と思わない謙虚な心が離婚率の低さにつながっていたのかもしれませんね。
幸せな結婚生活を送るには?
では結婚には何も期待せずに割り切って結婚しろと言っているのかと言われるとそうではありません。
理由を知れば解決する事だってあるからこそ結婚の現実的な話をしてきました。
もちろんお互いの努力なしには結婚生活はうまくいきません。
いつしか互いを思いやる気持ちが少なくなったりなくなってしまった時に「結婚って思っていたのと違う」と感じてしまうのです。
各いう私ももちろん恋愛結婚をして一人娘を授かり「結婚ってこんなもんか」と感じた一人です。
しかし「結婚ってそんなもん」で終わらせるかどうかは自分次第だったりするのです。
何かを変えてみれば結婚っていいものだと感じる事もあります。
それも些細な事でいいのです。
- お互いきちんと挨拶をする。
- 「ありがとう」を忘れない
- 将来長く共に生きていくためにどうすればいいのかを考える
考える事を放棄してはその先に幸せなんてありません。
しかし私の中で一番大切にしている事は娘同等に旦那を大切に思う事。
結婚生活に幸せを見出すことは意外と簡単なのかもしれませんよ。
今回はいつもと少しテイストの違うお話。
結婚って何だろうと感じながらも送る生活に幸せを見出す事が出来るのは意外にも自分自身なのかも?
たまには結婚についてよく考えてみるのも大切な事。